血流を良くするための5つのセルフケア
こんにちは。
鍼灸サロン – nobori – の中村です。
季節もいよいよ秋になり、「冷え」に悩む方も増えてきたのではないでしょうか。ㅤ
冷えは、健康面からみてもカラダの様々な不調やトラブルを引き起こす原因になりますので、しっかりとケアをしていきたいですよね。
そこで今日は、冷え性の方におススメしたい血流不良を改善するためのセルフケアをご紹介させていただきます。
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お灸の温熱刺激は、皮膚の下にある血管・筋肉・リンパ節を刺激することで、血流を改善することができます。また、いわゆるツボの反応を利用して、私たちの身体の中にめぐっている「経絡(けいらく)」というエネルギーの通路を整えていきます。
お灸の煙やにおいが気になる・・という方は、「せんねんきゅう灸」の煙のでないタイプがおススメです。
PMS(月経前症候群)、生理痛などの女性特有のお悩みは、お腹周りや下半身を温めることで症状が緩和されます。薄手の腹巻などを利用し、お腹周りを冷やさないようにしましょう。おススメは、女性のセルフケアブランド「WRAY」の天然シルク100%の腹巻です。超薄手のため服にもひびかず、履き心地がストレスフリーです。
生理中の痛みが強い方、かゆみや匂いが気になる方、膣カンジダなどの細菌感染がしやすい方は下記のケアを試してみてくださいね。
・生理用ナプキンを、天然素材のものまたは、サニタリーショーツに変えましょう。一般的なナプキンは、吸収率が良く漏れにくいといった良い面がある一方で、沢山の化学物質が使われています。特に、化学物質である高分子吸収剤(合成ポリマー)は、経血をジェル状に固まらせる作用がありますが、これは膣を冷やしてしまうため、生理痛の原因にもなりえます。
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・肌へ触れる繊維や成分などが、皮膚(粘膜)を通して体内に吸収される時、腕や背中、頭皮などと比べると、生殖器は約40倍以上吸収率が高いです。また、あらゆる病原から守るために、膣内・子宮内には乳酸桿菌などの良い菌が沢山存在しています。菌を傷つけない弱酸性(デリケートゾーン専用)のボディウォッシュを使用してみて下さいね。
東洋医学では、体を温める陽性の食べ物・体を冷やす陰性の食べ物・陽性でも陰性でもない中庸(ちゅうよう)の食べ物の3種類の分類があります。
陽性の食べ物・・・肉魚、卵、塩分のあるもの、にんじん、ごぼうなど
陰性の食べ物・・・白砂糖、白米、パン、コーヒー、チョコレート、スナック菓子など
中庸の食べ物・・・玄米、雑穀など
冷え性の方は、陰性の食べ物(白砂糖、白米、パン、コーヒー、チョコレート、スナック菓子など)を摂りすぎている傾向があります。陰性の食べ物は極力減らし、バランスの良い食生活を心がけましょう。
運動不足は身体の代謝を低下させ、血液の循環を悪くする原因となります。また、筋肉量が少ないと体内で熱を生産することが出来ずうまく冷え性に繋がってしまいます。1日最低でも30分程度のウォーキングを推奨していますが、外出が難しい方は自宅で15回×3セットのスクワット運動を行ってみてくださいね。
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いかがでしたでしょうか。
毎日のセルフケアの積み重ねによって冷えは改善していきますので、出来ることから取り組んでみてくださいね。
一日も早く、あなたの”想い”がカタチとなりますように。
本日もお読みいただきありがとうございました。
鍼灸サロン -nobori- 中村 早耶香