基礎体温でチェックしたい3つのポイント | 赤羽橋 鍼灸院 妊娠しやすいカラダをつくる 女性のための鍼灸サロン nobori(ノボリ)

基礎体温でチェックしたい3つのポイント

こんにちは。

女性のための鍼灸院 – nobori – の中村です。

今日は基礎体温をこれから測る方、測っているけど見方がいまいち分からないという方へ、どのような所をチェックしたら良いのかポイントをお伝えしていこうと思います。
毎朝測るのは少し大変ですが、カラダのリズムが分かるので、妊活されている方は下記チェックポイントを参考にしながら測定してみてくださいね。

まず基礎体温とは安静時の体温のことで、月経周期に合わせて一定の変化があり、約3ヶ月分の体温を記録した表をみると、カラダのリズムやホルモンの状態などが分かります。月経周期が28日の方であれば、前半の14日間が低温期(卵胞期)、後半の14日間が高温期(黄体期)に分かれます。

チェックしたい3つのポイント

1低温期と高温期の温度差が0.3度以上

まず一つ目、低温期と高温期の温度差が0.3~0.5度が望ましいです。これによって排卵があったと推定できます。
無排卵の方の場合は、温度差がなく二相性になりません。(まれに黄体化未破裂卵胞と呼ばれる病態をお持ちの方は、二相でも排卵してないケースがあるので病院での治療が必要になります。)

2高温期に移行する時の期間が3日以内

二つ目は、低温期から高温期への移行期間は3日以内。4日以上かけてダラダラと高温に移行する場合は、黄体の機能異常が考えられます。睡眠不足や体調不良によって、その周期だけ乱れている場合もありますが、念のためチェックしておきましょう。

3黄体期が14日間続くこと

三つ目は、妊娠を維持する期間で重要な黄体期が14日間続くことです。黄体期では、黄体から分泌される黄体ホルモン(プロゲステロン)が脳の視床下部にある体温中枢へと働きかけるため体温が上昇します。
通常は、黄体ホルモンの数値が4ng/ml以上で基礎体温が上昇し、黄体期が続くことで妊娠が維持できます。
もし、高温相が7日以内の場合は無排卵や黄体機能不全が疑われますので要注意です。

また、「高温期の体温ってどのぐらいが良いんですか?」とよくご質問を受けますが、通常は口腔内で36.7℃位が理想です。

基礎体温はカラダのリズムが分かるもので確実な検査ではありませんが、タイミング療法をしている方は排卵日が特定しやすく性交をとる日が分かりやすくなると思います。
体外受精を考えている方も、病院によっては基礎体温を測ることを義務づけている所もあるので、測っておいた方が治療がスムーズに進むのではないかと思います。

当院に初めてお越しいただく患者様の中にも、”基礎体温が乱れていて悩んでいる”というご相談をいただくことがありますが、定期的な鍼灸治療により、上記であげた3つのポイントが整っていきます。基礎体温が整うと、妊娠には欠かせない自律神経も整っている証拠。妊娠しやすいカラダになっていきますので、基礎体温もぜひ意識して整えていきましょう。

鍼灸サロン – nobori - 中村 早耶香ㅤ

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